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ボクも待っているよ

 

サンディエゴより

リッチゆかりです。

 

ワタシのこしらえる

お品物の納品を

ひとつ終えて。

 

全身から

力が抜けたように

何もできなくなった昨日。。

 

近所のカフェで出会ったその方は

ワタシの手作り石鹸を

使い続けて15年。

 

定期的に購入している。

 

毎年この時期は

故郷のカナダ・バンクーバーの

お姉さんへのお土産用も購入。

 

 

香りの好みはわかっているけれど

年齢とともに肌のかさつきが

気になるだろうと

成分は微調整してある。

 

皮膚の薄い

乾燥しやすい肌質。

 

髪も瞳も

明るい色目。

 

美しいその方と

お会いしたことのない

お姉さんの姿を

想像しながら

こしらえた。。

 

「ねえ、ゆかり

次はいつ日本に行くの?」

 

「えとね、

9月よぉ。」

 

「すぐに行っちゃうんだね。。」

 

「うん、

お客様が待っているから。」

 

すると

 

彼はすかさず

 

「ボクも待っているよ、

だから

ずっと石鹸を作ってね。」

 

そう言った。

 

 

手作り石鹸を

こしらえること。

 

それは

ワタシのルーツを

たどること。

 

 

待っている人がいる。

 

そのしあわせな感覚。。

 

愛を感じる。

 

関心を持たれている。

 

必要とされている。

 

ワタシの

創り出す人生は

ここから始まったのだ。

 

15年。

 

その密度の濃さに

感謝の言葉しかでてこない。

 

デュアルライフ、本日も続行中。

今日もしあわせ。

また、おはなししましょ。

 

 

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