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悩みの種は?

 

 アメリカ・カリフォルニア州

砂漠の町より

リッチゆかりです。

 

先日訪れた

アンティーク屋さんで見かけた

椅子です。

 

 

良い感じじゃない⁈

 

そう思って

 

ふと値札をみたら

 

$1250

 

と書かれてた。

 

ふ~ん

 

そうなのね。。

 

1250ドルって

今日のレートって

1ドル145.77円

 

なので

 

182,213円

 

・・

 

・・・

 

この日

 

もうひとつ

1250ドルだったのが

 

ティファニーのブローチ

 

ふ~~ん

 

そういう

もんなのね。。

 

 

ロサンゼルスから羽田までの

往復のエコノミーチケット

を買えちゃう

 

そんな金額であり

 

上手に見つけられれば

 

そのうえに

 

羽田ー鹿児島往復も

できちゃうかも

 

・・という金額でもある。

 

はい、じゃ買いまっしょ

 

なんて

 

気軽にいえちゃう額では

断じてない。

 

 

 

そして

 

1250ドルっていうのは

思い入れのある金額なの。

 

 

2003年に

シカゴからサンディエゴに

引っ越してきて

 

最初に暮らした

2寝室1浴室のアパートの

お家賃。

 

忘れもしない

1250ドル。

 

洗濯機&乾燥機のない

そのお部屋からコミュニティ内の

ランドリールームに

行ったっけ。。

 

そして

 

その1250ドルが高い

身の丈にあってない

 

そう感じ

200ドル安いところを見つけて

引っ越そう

 

そう志した時の

 

夫とワタシの

心模様は

どんより曇り空だったなぁ。

 

とある物件を見に

出かけた日

 

偶然にも

 

 

今まさに

募集のサインをだした

 

そんな状態の

古い

2階建てデュープレックス

(車一台分のガレージつき)に

出会って。

 

デュープレックスとは

1軒の家の中に

2世帯がある構造のこと。

 

  

目の前に

サーっと

光が差し込んだ

 

その感触

 

今も忘れない。

 

その物件を管理する

不動産屋さんのおじいちゃんは

それはそれは善い人で

 

ワタシたちのことを

気に入ってくれて

 

大家さんのあいだにはいり

10年以上も

お家賃は据え置きにしてくれた。

 

 

ずーっと、1050ドルで

周囲の人にかなり驚かれた。

 

ちなみに

 

今現在は

 

毎契約更新ごとに10%ほど

高騰するのが常、と聞いている。

 

 

ご近所の騒音問題

モラル問題など

いろいろあり

 

我が家には

 

警察もFBI(!)までも

捜査に訪れた

 

けれど

 

我が家へ

ごはんをもらいにくる

お外猫にゃん(2匹)の存在

もあり

 

 しがみつくように

そこに暮らしたっけ。。

 

 

2にゃんを見送り

ワタシが50歳を迎えると

父が急逝

 

介護の必要な母のことがあり

 

鹿児島とサンディエゴを

行き来する生活が始まり

 

 

その時点で

10年住んでいて

 

母のことが

少し落ち着き

行き来にも慣れたころ

 

健康保険制度改革

(オバマケア)の恩恵を受け

 

高額だった

医療保険料が緩和したことも

あって

 

生活環境を

変えようと

 

2016年に引っ越し。

 

 

父の急逝は

2014年1月末。

 

 

ほんの10年ほど前まで

1050ドルの賃貸暮らし

だった

 

といわけ。

 

その間

 

諸々の事に耐え

積み重ねてきたものを

基に

今の暮らしがある。

 

 

最初のアパートも

 

10年以上暮らした

デュープレックスも

 

今や

大家さんが変わり

リフォームして

 

お家賃がとんでもなく

高くなっている。

 

特にお世話になった

デュープレックスは

 

見た目は

ちょっとよさげでは

あるけれど

 

構造的には

何ら変わらず

音が響き渡る古い床も

そのまんま

 

なのだが

 

・・

 

今や

 

2850ドル

(約415,445円)よ

 

!!

 

ガレージも含まれていなくて

この金額

 

!!!

 

お部屋には

洗濯機&乾燥機もなく

 

コミュニティ内の

コインランドリー

を使用。

 

お家賃は

 

2850ドル

(約415,445円)

 

!!

 

これだけ払っても

洗濯機&乾燥機

を持つことができない

 

という現実が

どれほど厳しいことか

考えちゃう

 

・・ 

 

毎日お洗濯~♬

 

・・というワタシに

してみると

 

もう

その経費を想像しただけで

ドキドキする。

 

エネルギー費も

かなりの高騰ゆえ

 

コインランドリーの

使用料も高騰しているし。

  

 

衣類は

 

古い品でも

洗濯して清潔を保ち

 

時には

あて布をして繕い

穴は埋め

大切に着て

 

下着は

 くたびれたものは処分し

 

数か月おきに

シンプルなものを購入。

 

食事は

 

できる範囲で

バランスのよい食材を購入し

自炊する。

 

家は

 

華美にする必要はなく

適度に修繕し

 

古くとも

磨きながら大切に扱う

 

埃をとりのぞき

ささやかでもお花を飾る

 

そんなふうに

 

小さく

静かに暮らしたい

 

それは

 

贅沢なことなんだなぁ。

 

衣服を繕ったり

自炊をしたり

家を清潔に保つために

掃除をしたり

 

生活の軸を大切にする生活

 

それは

 

メンタルを保てなければ

できないことなのだ

 

そう、認識している。

 

 

・・

 

アメリカに暮らして

22年がすぎ。。

 

近しい人達の暮らしも

変化していて

 

今年になって

 

住まいが悩みの種

 

・・という

人達とのやりとりが続いた。

 

 

これからの住まいを

どうしたらよいか

 

夫婦して

いつもいつも話しあっている

 

・・という友人夫婦は

歳の差夫婦

 

ご主人は

 

60代なかばに

差し掛かっている。

 

来年には

 

メディケア

(高齢者向け公的医療保険制度)を

受ける年齢だ。

 

老人の仲間入り

 

という意識が強くなる

お年ごろ

 

ゆえに

 

ああ、次の段階

 

そう思う人は多いみたい。

 

けれど

 

今なお

 

40代、50代と同じペースで

忙しく仕事に励んでいる場合

 

まだまだ

 

先は永い

・・という感覚が強く

 

 

 

今この時点で

足元が固まっていない感覚が

自覚できていても

 

少しでも早く

何かしらの策をとらないと

撃沈の恐れあり

 

・・という危機感が

時によぎりながら

 

実際は

 

忙しさにもみ消されて

しまう。

 

そんなパターンが

現実のようで

 

ひとそれぞれの

変化の時があるので

一概にはいえないけれど

 

住まいは

固定費の大部分を占める

重要ポイントなので

 

なかなか

悩ましい。

 

 

 

 彼らは

 

10年以上前に

背伸びして購入した

 贅沢なマンションを

泣く泣く

手放した経験があって。。

 

 

手放すことを決めた時

 

奥さんの言い放った

言葉が今でも忘れられない。

 

稼いでも稼いでも

掃除機で吸い取られるように

全部もっていかれる

 

・・

 

いや、ホント

 

そうなのだろう。

 

・・

察することはできる。

 

彼らのような大きな桁の

ローンを組んだことがない

 

なので

 想像でしかないが

 

すごく稼ぐ

 

 

でも

 

 

じぶんを素通りして

吸い取られていく

 

‥という図

 

彼らだけではない。

 

よく見聞きする現実だ。 

 

 

最近

 

1か月の生活費を

書き出したとき

 

ひとり暮らし

 

雑費や交際費

車の維持費

 

など含まずに

 

4000ドル(約583,080円)

では

到底足りない。

 

そんな人の声を

2人続けて聞いたばかりで。。

 

1人は40代

もう一人はシニア世代

 

過去に

 

84歳で自己破産の実例も

見せつけられた。

 

現実は厳しい

 

・・

 

我が家では

 

習慣化している

小さな暮らし

 

その習慣を

 

さらにタイトに

 

かつ

 

豊かに

 

仕上げていきたい

 

・・という気持ちが

いつもあって。

 

まだ

 

方法がある

対策がある

 

道はじぶんで創る

 

そこに

 

なにかゆるぎないものを

感じている。

 

  

・・

 

具現化のススメ

に、つづく

 

 ●

 

 

今日も

『メディカルアロマ』が

存在する。

 

小さな暮らしの真ん中に

『メディカルアロマ』が

ちょこんと笑ってるのだ 

 

ああ

 

しあわせ

 

 

心と体

 

共にしあわせを

感じられるっていいですね。

 

感じることで

気づくことがある。

 

思考が変わり

行動が変わる。

 

そして

 

すべてが

好転していく。

 

心の健康が

穏やかに

体の健康へつながる。

  

  『メディカルアロマ』

思考調整のお手伝い。

 

デュアルライフ、本日も続行中。

今日もしあわせ。

また、おはなししましょ。

 

 

 

次回

 

鹿児島「癒し庵」には

2024年3月中旬から70日間

滞在予定。

 

 

「癒し庵」は

完全予約制です。