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不安の残った場所

 

アメリカ・カリフォルニア州

砂漠の町より

リッチゆかりです。

 

贅沢なカプチーノ

おいしゅうございました。

 

義姉は

前回のイタリア旅行で

1杯50ドルのカプチーノを

飲んだ、そう。。

 

5ドルでも

15ドルでもなく

50ドル・・って

 

約7350円!!!!!!

 

思わず

聞き返しちゃった

 

聞き間違いじゃないかって

思って。

 

 

義姉はやさしく

かつ

クスクス笑いながら

 

答えてくれた。

 

でしょー、ゆかり

高いでしょ

50ドルよ、50ドル

 

えーーーー

 

そんな世界もあるのね。

 

手が震えちゃう

 

そういって

ジェスチャーしたら

 

義姉がきゃっきゃと笑って

 

おやつはね、

遠慮しておいたわ

さすがに

 

と言っていた。

 

 お味は「格別」

 だったらしいけれど。

 

ふぅ~

 

そんな

ブルジョワなお話とは

対照的な出来事があった。

 

 

この画像のカプチーノを

頂く前に

 

初めて行った

フレンチカフェで

 

ワタシ達のテーブルまで

小さな男の子が

チョコレートを売りにきた

 

 ・・

 

チョコレートバーを

買ってくれませんか?

 

義姉、夫と3人で

 

幸せいっぱいに

 

キッシュやオムレツを

頬張っていたワタシ達

 

思わず会話が途切れ

 

くすんだ表情の小さな姿を

見た。

 

義姉が

いくらなのか尋ねると

 

10ドル(約1470円)!

 

だと

 

言うのだ。

 

暑さでドロドロに溶けて

賞味期限もあぶなげな

しわくちゃなパッケージの

チョコバーらしきものが

 

10ドルとは!!

 

 

こういう相場(!)も

値上がりしているの?!

 

 

義姉が10ドル?と

唖然として

 

しばし沈黙

 

そこで

 

夫が

 

もしよかったら

5ドルを寄付してみては?

 

そう言って

フォローした。

 

チョコバーはいらないから

5ドルを寄付しましょう。

 

そう言って

差し出すと

 

男の子は

ちょっと不満げに

 

クシャっと

ポケットにねじ込んだ。

 

このあと

 

5ドルはどこに行くのか

 

そして

 

どう活かされるのか

 

・・

 

 

この光景を

久しぶりに見た。

 

渡米後のシカゴ生活

2年間では

ストーリーを語る

まとわりつく

そんなタイプの人達に

よく遭遇した。

 

夫が無職の大学院生時代

遭遇した人達よりも

ワタシ達は

簡素な服を着ていたっけ。

 

1ドルあげるのが

ようやっと。

 

それなのに

 

子供を連れて

ストーリーを語る人もいて

 

その時は

ちびっこの

純な大きな瞳を無視できず

 

少し上乗せして

差しだした。

 

また

 

 バスケットボール片手の

小さな子供が

 

おつり(小銭)を

ちょうーだい~♪

 

そう

無邪気に言って

手をだしてきたことも

 

 

昔も今も変わらず

我が家では

 

そのおつり(小銭)を

大切に積み重ねて

生活してる

 

小銭を軽視しては

いけない。

 

そう

心に刻んでいる身としては

なんだかなぁと

 

空を見上げたくなる。

 

・・

 

サンディエゴでは

家を訪問され

ひとりでいたときには

ドア越しに

かなり緊張したものだ。

 

砂漠の我が家では

セキュリティゲートに守られ

 

 

全く遭遇しなくなった。

 

なので

 

この感覚を忘れていた。

 

そして

 

砂漠の地では

 

寡黙なホームレスが多く

 

マーケットの帰り道でも

 

話しかけられたり

 

カフェやレストランで

遭遇することもなかった。

 

なんと

男の子が去った5分後には

 

別の子がやってきた。

 

もっと年上の子。

 

お店のスタッフが見つけて

 

すばやく声をかけ

一度追い出したけれど

 

またすぐに

平然とやってきた。

 

トイレを借りにきたのだ。

 

アメリカのカフェでは

 

お店のお客さま専用

 

と書かれていたり

 

レジで借りる

カギが必要

 

など

公衆トイレとならないように 

工夫をしているお店が

ほとんどだけど

 

そこは

そうではなかったよう

 

トイレを拝借しなかったので

よくわからないけれど

 

・・

 

ひとつ気づいたのは

 

お店のレイアウトが

 

彼らの出入りを

ほぼ自由にさせている

 

ということ。

 

お客さんは

 

メインの部屋(オーダー箇所)で

支払いを済ませ

 

隣の部屋(カフェ箇所)で待つ。

 

そこに

 

サーバーさんが運んできてくれて

ゆっくり食べていく。

 

 

サーバーさんが

いつもひとり

カフェ箇所にいるわけではない。

 

なるほど

 

・・

 

通りに面した

 

大きな窓近くの席にいたので

 

ワタシ達のテーブルが

真っ先に

訪問先となったのだろう。

 

 

食事もおいしく

 

スタッフの感じも

とてもよかった。

 

また食べたいから

テイクアウトにしようか

 

・・

 

 残念ながら

危機管理の面では

不安が残る。

 

なので

 

2度と

その場で食べることは

できないだろう。

 

 

穏やかな日常を

脅かす場所からは

離れることにしている。

 

 

ガソリン代もまた高騰

 

食品、雑貨品も

また高騰

 

止まることをしらない

価格高騰は

 

ジワジワと

いろいろなところに

影響を及ぼしているのだから。

 

・・

 

疲れが解けていく

に、つづく

 

 

 ●

 

 

今日も

『メディカルアロマ』が

存在する。

 

小さな暮らしの真ん中に

『メディカルアロマ』が

ちょこんと笑ってるのだ 

 

ああ

 

しあわせ

 

 

心と体

 

共にしあわせを

感じられるっていいですね。

 

感じることで

気づくことがある。

 

思考が変わり

行動が変わる。

 

そして

 

すべてが

好転していく。

 

心の健康が

穏やかに

体の健康へつながる。

  

  『メディカルアロマ』

思考調整のお手伝い。

 

デュアルライフ、本日も続行中。

今日もしあわせ。

また、おはなししましょ。

 

 

 

現在

アメリカ・カリフォルニア州

自宅にいます。

 

次回の鹿児島滞在は

2023年9月末から

12月中旬まで。

 

「癒し庵」は

完全予約制です。